HUAWEI Mate 9(ファーウェイ メイトナイン)は11月初めに発表された端末です。「格安スマホ」とは一線を画しており、スペック的にはiPhone7にも匹敵するようなスマホとなっているのが特徴ですね。
このHUAWEI Mate 9は日本でも発売が予定されており、DMMモバイルや楽天モバイルといった格安SIMで入手できるようになる見込みです。
しかし、HUAWEI Mate 9を購入するにあたって確認しておきたいデメリット&注意点がいくつかあります。
そこで当記事では、HUAWEI Mate9のスペックをさらっとおさらいし、購入する上での注意点&おすすめの購入方法についてご紹介させていただこうと思います。
この記事の目次
HUAWEI Mate 9のスペック|評判&評価のレビュー
HUAWEI Mate 9 | スペック |
---|---|
ディスプレイ | 5.9インチ |
解像度 | 1920×1080 |
カラー | ムーンライトシルバー/シャンパンゴールド |
OS | Android 7.0 Nougat/EMUI 5.0 |
CPU | Kirin 960 オクタコア 2.4GHz×4+1.8GHz×4 |
GPU | Mali-G71 MP8 |
RAM | 4GB |
ストレージ | 64GB |
バッテリー | 4000mAh |
メインカメラ性能 | デュアルカメラ 20MPモノクロ+12MP RGB |
インカメ性能 | 8MP |
USBタイプ | USB-C |
付加機能 | 指紋認証 急速充電 |
HUAWEI Mate 9のスペックは以上の通りです。
広々と美しい5.9インチディスプレイ
5.9インチというディスプレイ(フルHD:1920×1080ドット)が採用されています。
これだけ大画面なディスプレイなのですが「Galaxy S7 edge」のような狭額縁設計を取っていますので、必要以上に大きすぎることはありません。サイズ感的にはiPhone7 Plusとほぼほぼ同じくらいと思ってもらえれば分かりやすいかと思います。男性ならギリギリ片手操作ができるくらいの大きめスマホにはなっていますね。
オクタコアCPUによる抜群の処理能力
HUAWEI Mate9のプロフェッサは「Kirin 960」を採用しています。これはオクタコアCPU、つまり8つ(オクタ)の頭脳(コア)で情報を処理できるという優れたものとなっています。そのため、抜群の処理能力が期待でき、重いアプリなどもサクサク動かせることは間違いないでしょう。
また、GPU(画像処理能力)はMail-G71の8コアになっているので、こちらもかなりハイスペックなものとなっています。
さらに言えばRAM(メモリ)も4GBのものを搭載しており、処理落ちするようなことが少ない作りになっています。従来品では2〜3GBが基本でしたので、やはり少し別格のスマホとなっていることがわかりますよね。
カメラ性能的には至高の端末
カメラ性能を重視する人にはHUAWEI Mate9は最高の端末かもしれませんね。
まず背面カメラには、第二世代のライカ・デュアルレンズが採用されています。今まで「HUAWEI P9」などに搭載されて評判の良かったデュアルカメラの進化版が付いているというわけですね。2000万画素のモノクロ画像・1200万画素のRGB画像(色彩画像)を融合して写真を出力する設計になっており、従来よりも繊細な写真が撮れるのはもちろんのこと、一眼レフのような「ボケ」を綺麗に作れたり、撮影後にフォーカスを変えられたり、2倍にズームしても画像が粗くならないといった機能が付いています。
また、背面カメラには「光学式手ぶれ補正」を搭載するほか、AF(オートフォーカス)は従来のコントラスト/レーザー/デプスに加えて「像面位相差フォーカス」を導入。このように赤外線・ダブルレンズの視差・コントラストなどを組み合わせたハイブリッドフォーカスで、様々なシーンでの合焦に威力を発揮します。もちろん、4K動画も対応しています。
さらにインカメも800万画素のものが搭載されており、自撮りなどもバッチリ綺麗に撮れることは間違い無いでしょう。まさにカメラに関しては隙の無い端末です。
4000mAhのバッテリー&急速充電
HUAWEI Mate 9は4000mAhの超大容量バッテリーを搭載しており、2日以上の電池持ちを実現したと謳っています。
従来のスマホのバッテリーは3000mAhでも大きかったことを考慮すると、これは大きな進化ですね。3DゲームなどはCPU/GPUを酷使するため充電を大きく食いますが、そういったヘビーなパフォーマンスを要求されるアプリでもHUAWEI Mate 9なら楽々こなしてしまえるだけのバックボーンを持ち合わせています。
さらに言えば、「急速充電」に対応しているため、30分で60%を充電可能となっています。そのため、20分も充電すれば1日はフルで使っていけるとまで謳っています。
HUAWEI Mate 9のデメリットまとめ
- GPU性能には少し不安が残る?
- 参考価格:60,800円(税別)と高い
HUAWEI Mate9はGPUがイマイチ?
Mate 9に搭載されているKirin 960はグラフィック性能が180%アップと謳っているだけあって、高いベンチマークを示しています。
しかしながら、「実際はそれほどまで描画能力には期待できないのではないか」というengadetの記事によって報告されています。
実際にHUAWEI Mate9とGalaxy S7 edgeのグラフィックパフォーマンスを比較した動画があります。これを見ていただければ、Mate9がかなりカクついているのが見て取れるかと。
なので過度なグラフィックパフォーマンスへの期待は禁物です。これほどGPUを酷使させることはあまり無いかと思いますけれど、最高性能を求めるなら他端末のほうが良いかもしれませんね。
HUAWEI Mate9はやっぱり高い?
HUAWEI Mate9の日本での参考価格は60,800円と少し割高になっています。
現在はHUAWEI P9 lite(24,000円)やZenFone3(39,800円)のような格安&高性能スマホが出回っている時代です。確かに最高スペックをとるならHUAWEI Mate9かもしれませんが、手ごろに良いスマホが欲しいならHUAWEI P9 liteやZenFone3だって十分に一考の価値があるスマホだと言えます。
それを加味した上で、HUAWEI Mate9を買うべきかはしっかりと考慮したほうがよいでしょう。
HUAWEI Mate9を買える格安SIM(MVNO)は?
HUAWEI Mate9の発売が予定されているのは以下の格安SIMです!
Amazonで購入して格安SIMで使ってもいいのですが、格安SIMで端末購入するようにすれば2年保証が付けられるのが大きなメリットです。それを加味した上で、HUAWEI Mate9に最適なSIMはどれかを選んでみてください。
楽天モバイル
- 5分間かけ放題オプションが存在する
- 楽天でんわで通話料を半額(10円/30秒)に!
- 楽天ポイントでの支払いに対応している
- 楽天市場でのポイント還元率が1%アップ!
- 基本料金の1%がポイント還元される!
- 20GB・30GBの超大容量プランが存在する
- データ繰越で余ったパケットを繰り越せる
- 不通期間なしで乗り換えができる
楽天モバイルを利用していると「基本料金のポイント還元1%」「楽天市場の還元率1%アップ」などで、楽天ポイントが凄くたまりやすくなるのが特徴です。
しかも、貯まった楽天ポイントでスマホ代を値引きできるので、楽天カードなどでたくさん買い物をしている人は実質スマホ代をタダにすることだってできるのです。電気代・水道代などの固定費を楽天カードで支払っておけば結構なポイントがたまりますから、それでスマホ代を無料にするのも賢い節約方法ですよね!
楽天モバイルでは「楽天でんわ」のアプリに5分かけ放題オプション(月850円)をつけることができるようになっています。これを使えば、今の電話番号そのままで短時間のかけ放題サービスを利用できます。短時間の小まめな連絡が多い人には、5分かけ放題はもってこいのサービスですね!
さらに、20GB・30GBなどの「ギガモンスター」を意識したプランも存在します。通信量を気にせずに高画質動画を楽しみたい人などは、この超大容量プランが最適かもしれませんね!なお、楽天モバイルのサービス詳細/乗り換え方法はこちら(楽天モバイルの評価・評判は?速度や比較まで詳しくレビュー!)の記事に記載しています。
追記:楽天モバイルでは現在(2016年12月16日)Mate9を1万円値引するキャンペーンが期間限定で実施されています!このチャンスを是非お見逃しなく!!
DMMモバイル
- 通信速度は普通〜やや速い
- 全プランが業界最安クラス
- プランが豊富で自分にあったものを選べる
- 「DMMトーク」で通話料を半額に!
- 「シェアコース」でパケットをシェアできる
- 「データ繰越」で余ったパケットを繰り越せる
- 「低速モード」でパケットを節約できる
- 「追加チャージ」の料金も1GB:480円と格安
- 不通期間なしで乗り換えができる
- 毎月料金の10%をDMMポイントで還元される
DMMモバイルの魅力は料金の安さ&料金プランの幅広さです。DMMモバイルには1GB・2GB・3GB・5GB・7GB・8GB・10GB・15GB・20GBのプランが揃っていますので、まず間違いなく自分に最適なプランが選べるでしょう。これほど多くの選択肢を持つ格安SIMはなかなか存在し、これらのすべて業界最安クラスで利用できます。
さらに通話料金も「DMMトーク」というアプリを使えば半額の10円/30秒(1時間:1200円)にして使うことができますので、通話料金も大きくかかることはありません。通信料だけでなく通話料までも安くできるのが嬉しいですよね!
しかも、DMMモバイルの基本料金の10%は、毎月DMMポイントとして還元されるようになっています。例えば1500円のプランなら、150円分のポイントが毎月還元されますので、DMMのサービス(ゲーム・動画・電子書籍・通販など)で利用することができます。DMMを普段から使っている人にはさらに嬉しい特典ですね!
もちろん、他格安SIMのように「データ繰越」にも対応しており、不通期間(繋がらない期間)なしでの乗り換えをすることも可能です。こういった点がDMMモバイルのメリットですね!なお、DMMモバイルのサービス詳細/乗り換え方法はこちら(DMMモバイルの評価・評判は?速度や比較まで詳しくレビュー!)の記事に記載しています。
HUAWEI Mate9をAmazonで買って使う方法&注意点
AmazonでHUAWEI Mate9は買える?
AmazonでもHUAWEI Mate 9(SIMフリー版)は手に入れることができます。Amazonで手にれれば、自分の好きな格安SIMを選んで使うことができますので便利ですよね。
ただしamazonで手に入るMate9は中国からの輸入品となっています。そのため、日本で発売されるものとは若干仕様が異なる場合があるんですよね。
もちろん、スマホ性能自体は全く同じですし、言語選択で日本語を選択すれば日本のHUAWEI Mate9のように使うことができます。しかしながら、メーカー保証は日本では非対応(中国まで行かないと無理)だったり、アプリの仕様が若干異なっていたりもしますので少し不便を感じる点はあるかもしれません。
Amazonで買った場合は保証が付けられない!
Amazonで買うと保証はないに等しいと思ってもらったほうが良いかもしれません。
メーカー保証は中国版のため日本では受けられないし、2年保証だって付けられません。そのため、保証の面では非常に弱いのがAmazonの弱点です。
mineo(マイネオ)なら持ち込みでも2年保証が付けられる
しかし、格安SIMのmineo(マイネオ)では持ち込みスマホでも保証してくれるという画期的なサービスが実施されています。
これを利用すれば、Amazonで買ったHUAWEI Mate9でもしっかり保証が付けられます。月500円の費用を払うだけで、自己過失で壊してしまった場合でも最大4万円まで修理代を保証してくれるのです。
mineo(マイネオ)はサービス・サポートともに優れており、信頼性・満足度の高い格安SIM(MVNO)となっています。もしAmazonでHUAWEI Mate9を購入して使いたいなら、mineo(マイネオ)で利用するのが一番おすすめですね。
まとめ
「HUAWEI Mate 9」について色々と紹介させていただきました。
HUAWEI Mate 9はスペック的には最高レベルのスマホといっても過言ではないと思います。本当に良いスマホが欲しいなら6万の価値はあると思いますね。
特に僕が凄いと思うのはカメラ性能です。2000万画素(モノクロ)+1200万画素(色彩)のデュアルカメラによる繊細な画像出力はMate9だからできることですし、高精度なハイブリッドフォーカスも見逃せません。まるでカメラを買うかのようなスペックですよね。まるで1眼レフを持ち歩いているよな錯覚があると思います。
これだけ魅力的なスペックを書いてたら僕も欲しくなってきちゃいますね。。
なお、HUAWEI Mate9を手に入れることができる格安SIMは、DMMモバイルや楽天モバイルとなっています(順次追記します。)
Amazonで手に入れることもできますが、その場合はmineo(マイネオ)のような持ち込み端末でも保証を付けられる格安SIMを選ぶことをおすすめしますよ!長く使うものですから、きっちりと保証を付けて使うことをおすすめします。