2016年12月14日、ASUSは「ZenFone 3 Max」を2017年1月中旬以降に国内発売すると発表しました!
ZenFone3 Max(ゼンフォーンスリー マックス)はZenFone3シリーズの最新モデルで、最大約30日間の連続待受時間が可能な超大容量バッテリー(約4100mAh)を内蔵しているのが大きな特徴です。この大容量バッテリーのおかげで、ほかの機器を充電するモバイルバッテリーとしても使用できるのが斬新なポイント。
価格は1万9800円と非常に入手しやすくなっており、スマホ入門者でも手を出しやすいのが大きなメリットと言えるでしょう。
当記事では、そんなZenFone3 Maxの詳しいスペック・デメリット・入手方法などについて詳しくご紹介していこうと思います。
この記事の目次
ZenFone3 Maxのスペック|評判&評価
ZenFone3 Max | スペック |
---|---|
OS | Android 6.0 |
ディスプレイ | 5.2インチIPS液晶 HD(1280×720) |
プロフェッサ | MediaTek製「MT6737M」 クアッドコアCPU |
RAM(メモリ) | 2GB |
ROM(ストレージ) | 16GB |
アウトカメラ | 1300万画素 |
インカメラ | 500万画素 |
バッテリー | 4010mAh |
連続待受時間 | 720時間(3G時) |
本体重量 | 160g |
本体カラー | シルバー/ゴールド/グレー |
付加機能 | 指紋認証 |
本体価格 | 19,800円 |
5.2インチの広々としたディスプレイ
ZenFone3 Maxは5.2インチの広々としたディスプレイ&片手操作も可能なコンパクトさを兼ね備えています。大きすぎず小さすぎない、ちょうど良いサイズ感のスマホだと思っていただければ良いかと思います。
重量も約150gとなっているため、軽量で持ちやすいのも嬉しい点ですね。片手操作でも疲れることなく操作をし続けることが期待できます!
4130mAhの超大容量バッテリー!
ZenFone3 Maxは何と言っても4130mAhの大容量バッテリーが魅力です!
ZenFone3(2650mAh)と比較すると、その差は歴然ですね。多くのスマホが3000mAh程度のバッテリーを持っている中で、4000mh超えの超大容量は凄いですよね。スマホを多用する人でも1〜2日は充電が持つでしょうし、スマホをそれほど使わない人なら3〜4日持つことも予想されます。
さらに言えば、ZenFone3 Maxは他端末を充電する「モバイルバッテリー」の代わりとして使用することもできるのです。スマホ2台持ちをしている人、タブレットを使っている人は、いざという時にこの機能を活用して充電を補給したりすることもできるのですね。
クアッドコアCPUにより、SNSも快適に!
ZenFone3 MaxはクアッドコアCPUという、4つ(クアッド)の頭脳(コア)で情報を処理する規格を採用しているため、処理能力はそこそこ高く、SNS(LINE・Twitter等)や軽いゲーム程度ならサクサクと動かせることは間違いないでしょう。
RAM(メモリ)は2GBモデル/3GBモデルが存在していますので、自分に合わせてゆとりのあるスペックも選ぶことができます。
指紋認証が付いている!
ZenFone3 Maxの本体背面には指紋認証がバッチリ付いています。
ポケットから取り出す際にも指を触れるだけで簡単にロック解除ができますので、利便性もかなり高いですね。同じ1万円代のZenFoneGoでは指紋認証は付いていませんでしたから、それだけでもこちらのZenFone3 Maxを選ぶ価値があると思います。
ZenFone3 Maxのデメリット&注意点
- 処理能力が抜群に良いわけではない
- カメラ性能は並レベル(付加機能が少ない)
ZenFone3 Maxの処理能力は抜群に良いわけではない
ZenFone3 Maxの処理能力は決して悪いものではないのですが、オクタコアCPUを持つ「ZenFone3」「HUAWEI P9 lite」などと比べるとさすがに見劣りしてしまいます。
処理能力で選ぶなら、やはり「HUAWEI P9 lite」(24,000円)のような上位機種の方が良いですね。特にグラフィック処理の多く必要な重いゲームを快適にプレイしたいなら、絶対にHUAWEIの方が良いでしょう。ZenFone3 Maxでは重いゲームはプレイできないというわけではありませんが、待ち時間が長くなってしまう可能性はさけられません。
「必要最低限の処理能力だけあれば十分!」という人はZenFone3 Maxで満足できると思いますが、ネットサーフィンを超快適に楽しみたい人や、重いゲームアプリをプレイしたい人などは、「HUAWEI P9 lite」や「ZenFone3」を選ぶことを推奨します。
ZenFone3 Maxのカメラ性能は並レベル
ZenFone3 Maxのカメラ性能は、スペックを見る限りでは「並」ですね。
メインカメラ:1200万画素、インカメラ:500万画素と必要最低限なスペックを持っていますが、特に優れているというわけでもありません。この画素数でも普通に綺麗な写真は撮れますが、こだわりを持って写真を撮りたいなら上位機種の方が良いかもしれません。
また、ZenFone3のようなレーザーAF機能などは付いていませんから、フォーカスにはわずかに時間がかかるでしょう。意識しなければ気にならない程度だと思いますが、カメラにこだわるなら優れたAF(オートフォーカス)機能は欲しいですよね。
さらに言えば、「HUAWEI P9」や「HUAWEI Mate9」のようなデュアルカメラは付属していません。そのため、写真のディテールにこだわりたい、一眼レフのようなボケを作りたい、ズームしても画質が崩れないようにしたいといったニーズには答えることは難しいです。
ZenFone3 Maxには必要最低限なカメラ性能は備わっていますが、本気でカメラ性能にこだわって行くなら「ZenFone3」「HUAWEI Mate9」のような上位機種を持った方がいいかもしれませんね。
ZenFone3 Maxを販売している格安SIM(MVNO)は?
ZenFone3 Maxは日本でも販売(2017年1月中旬)が予定されていますが、格安SIMで取り扱いの姿勢を確認できたのは今のところ「楽天モバイル」「DMMモバイル」のみです。
とはいっても、低価格で人気機種になることが予想されますので、他の格安SIM(MVNO)も参戦することが見込まれます。
まずは「楽天モバイル」と「DMMモバイル」の特徴をざっとまとめておくことにしますね!
楽天モバイル
- 5分間かけ放題オプションが存在する
- 楽天でんわで通話料を半額(10円/30秒)に!
- 楽天ポイントでの支払いに対応している
- 楽天市場でのポイント還元率が1%アップ!
- 基本料金の1%がポイント還元される!
- 20GB・30GBの超大容量プランが存在する
- データ繰越で余ったパケットを繰り越せる
- 不通期間なしで乗り換えができる
楽天モバイルを利用していると「基本料金のポイント還元1%」「楽天市場の還元率1%アップ」などで、楽天ポイントが凄くたまりやすくなるのが特徴です。
しかも、貯まった楽天ポイントでスマホ代を値引きできるので、楽天カードなどでたくさん買い物をしている人は実質スマホ代をタダにすることだってできるのです。電気代・水道代などの固定費を楽天カードで支払っておけば結構なポイントがたまりますから、それでスマホ代を無料にするのも賢い節約方法ですよね!
楽天モバイルでは「楽天でんわ」のアプリに5分かけ放題オプション(月850円)をつけることができるようになっています。これを使えば、今の電話番号そのままで短時間のかけ放題サービスを利用できます。短時間の小まめな連絡が多い人には、5分かけ放題はもってこいのサービスですね!
さらに、20GB・30GBなどの「ギガモンスター」を意識したプランも存在します。通信量を気にせずに高画質動画を楽しみたい人などは、この超大容量プランが最適かもしれませんね!
DMMモバイル
- 通信速度は普通〜やや速い
- 全プランが業界最安クラス
- プランが豊富で自分にあったものを選べる
- 「DMMトーク」で通話料を半額に!
- 「シェアコース」でパケットをシェアできる
- 「データ繰越」で余ったパケットを繰り越せる
- 「低速モード」でパケットを節約できる
- 「追加チャージ」の料金も1GB:480円と格安
- 不通期間なしで乗り換えができる
- 毎月料金の10%をDMMポイントで還元される
DMMモバイルの魅力は料金の安さ&料金プランの幅広さです。DMMモバイルには1GB・2GB・3GB・5GB・7GB・8GB・10GB・15GB・20GBのプランが揃っていますので、まず間違いなく自分に最適なプランが選べるでしょう。これほど多くの選択肢を持つ格安SIMはなかなか存在し、これらのすべて業界最安クラスで利用できます。
さらに通話料金も「DMMトーク」というアプリを使えば半額の10円/30秒(1時間:1200円)にして使うことができますので、通話料金も大きくかかることはありません。通信料だけでなく通話料までも安くできるのが嬉しいですよね!
しかも、DMMモバイルの基本料金の10%は、毎月DMMポイントとして還元されるようになっています。例えば1500円のプランなら、150円分のポイントが毎月還元されますので、DMMのサービス(ゲーム・動画・電子書籍・通販など)で利用することができます。DMMを普段から使っている人にはさらに嬉しい特典ですね!
もちろん、他格安SIMのように「データ繰越」にも対応しており、不通期間(繋がらない期間)なしでの乗り換えをすることも可能です。こういった点がDMMモバイルのメリットですね!
ZenFone3 MaxをAmazonで買って使う方法&注意点
AmazonでHUAWEI Mate9は買える?
日本では2017年1月中旬発売の「ZenFone3 Max」ですが、Amazonではすでに輸入品のZenFone3 Maxは手に入れることができます。Amazonで手にれれば、自分の好きな格安SIMを選んで使うことができますので便利ですよね。
ただしamazonで手に入るZenFone3 Maxは中国からの輸入品となっています。そのため、日本で発売されるものとは若干仕様が異なります。
もちろん、スマホ性能自体は全く同じですし、言語選択で日本語を選択すれば日本のZenFone3 Maxのように使うことができます。しかしながら、メーカー保証は日本では非対応(中国まで行かないと無理)だったり、アプリの仕様が若干異なっていたりもしますので少し不便を感じる点はあるかもしれません。
Amazonで買った場合は保証が付けられない!
Amazonで買うと保証はないに等しいと思ってもらったほうが良いかもしれません。
メーカー保証は中国版のため日本では受けられないし、2年保証だって付けられません。そのため、保証の面では非常に弱いのがAmazonの弱点です。
mineo(マイネオ)なら持ち込みでも2年保証が付けられる
しかし、格安SIMのmineo(マイネオ)では持ち込みスマホでも保証してくれるという画期的なサービスが実施されています。
これを利用すれば、Amazonで買ったZenFone3 Maxでもしっかり保証が付けられます。月500円の費用を払うだけで、自己過失で壊してしまった場合でも最大4万円まで修理代を保証してくれるのです。
mineo(マイネオ)はサービス・サポートともに優れており、信頼性・満足度の高い格安SIM(MVNO)となっています。もしAmazonでZenFone3 Maxを購入して使いたいなら、mineo(マイネオ)で利用するのが一番おすすめですね。
まとめ
「ZenFone3 Max」について色々と紹介させていただきました。
やはりZenFone3 Maxは1万円台で手に入るスマホとは思えない高スペックなスマホですね。バッテリーが4130mAhもあるので電池持ちは十分すぎますし、クアッドコアの不足ない処理能力、指紋認証まで付いているので「安く良いスマホを持ちたい」というニーズを完璧に叶えてくれる一台だと思います。
これからスマホデビューする予定の人にも、ぜひおすすめをしたい一台でありますね!
なお、ZenFone3 Maxを手に入れることができる格安SIMは、DMMモバイルや楽天モバイルとなっています(順次追記します。)
格安SIMから端末購入した方が、2年保証をつけやすいのでおすすめです。
Amazonで手に入れることもできますが、その場合はmineo(マイネオ)のような持ち込み端末でも保証を付けられる格安SIMを選ぶことをおすすめしますよ!長く使うものですから、きっちりと保証を付けて使うことをおすすめします。