格安スマホとは、文字通り「格安で手に入るスマホ」のことです。
大手キャリアにいたときは自覚がなかったかもしれませんが、我々は今まではスマホに7〜8万円の高い料金を払い続けていたんです。例えばiPhone7なんて1台7万円以上する超高級スマホなんですよね。
しかし格安スマホの登場により、十分に高性能なスマホが2〜3万円程度で手に入る時代になってきているのです!
そこで本記事では、LINEモバイルでどのようなスマホが販売されているのか、どのスマホがズバリおすすめなのかといったことを詳しく紹介させていただこうかと思います!
この記事の目次
格安SIM「LINEモバイル」とは?
LINEモバイルの料金プラン|1GB〜10GBまで豊富!
LINEモバイルは「LINE」によって運営されている格安SIMです。
プランは1GB・3GB・5GB・7GB・10GBと揃っており、それが上記の料金で使うことができるというわけですね!今まで大手キャリアでは5GBプランに7000円以上かかったりもしていたかもしれませんが、LINEモバイルなら5GBは2220円で使えてしまうのです。
これは何も怪しいサービスというわけではなく、ドコモから回線を借りて運営している(通信設備を自社で持っていない)ため、これだけ安い料金で住んでいるというわけなのです。
LINEモバイルは「カウントフリー」でSNS使い放題なのが魅力!
さらにLINEモバイルはSNS通信量が「カウントフリー」で使い放題になるという、他者にない独自のメリットがあります。
1GBプランはLINEが使い放題で、3GB以上のプランはSNS(LINE/Twitter/Facebook/Instagram)がすべて使い放題になるのです。各SNSのタイムライン閲覧はもちろんのこと、LINE電話・ビデオ通話などの通信量もカウントされなくなります。
そのため、大幅に通信量節約ができてしまう人もいるのではないでしょうか? ひょっとすると今までは7GB必要だった人も、3GBで十分に足りるようになるかもしれません。そうなると、実質1000円以上の料金を節約できるので、さらにリーズナブルに使える。それがLINEモバイルの魅力なのですよね。
LINEモバイルの格安スマホ一覧
そんなLINEモバイルでは格安スマホが現在8種(+タブレット1種)が販売されています。
- HUAWEI P9 lite
- ZenFone3
- arrowsM02
- arrowsM03
- AQUOS mini SH-M03
- Blade V7lite
- ZenFoneGo
- BladeE03
これらの格安スマホはLINEモバイルのAPN設定(初期設定)が一部終えられていますので、他から入手するよりも使い始めるのが楽なのもメリットですね。
SIMカードを差し込んで、MNP転入切替の手続きをするだけで使い始めることができます。(なお、電話番号をそのまま乗り換えた人のみ必要です。)
なお、本体料金の支払い方法は一括払いのみとなっていますので、その点だけはあらかじめ知っておいてくださいね!その分、時期によってはセールで格安になっているスマホもありますので、それを見逃さないようにしておきましょう。
では、これからLINEモバイルの格安スマホ紹介を始めていこうかと思います!
LINEモバイルの格安スマホ端末|性能で選ぶならコレ!
HUAWEI P9 lite:格安&高性能スマホ
HUAWEI P9 lite | スペック |
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販売価格 | 28,800円 |
カラー | ゴールド、ホワイト、ブラック |
OS | Android™ 6.0 |
CPU(処理能力) | オクタコア (4×2.0GHz+4x1.7GHz) |
通信速度 | 下り最大150Mbps 上り最大50Mbps |
内蔵メモリ | ROM 16GB/RAM 2GB |
カメラ画質 | メインカメラ:1,300万画素 インカメラ:800万画素 |
バッテリー | 3,000mAh |
ディスプレイ | 5.2インチ FHD(1920×1080ドット) |
付加機能 | 指紋認証 |
「高性能な格安スマホはないか?」と聞かれたら真っ先におすすめするのが"HUAWEI P9 lite"という格安スマホです。
HUAWEI P9 liteは2万円代で手に入るお手頃さにもかかわらず、オクタコアCPUという超高性能な処理能力を携えたスマホとなっているのが特徴です。オクタコアとは8つ(オクタ)の頭脳(コア)で情報を処理できるという意味であり、これによってスマホアプリ・ゲームはサックサクに動かすことができます。
また、本体背面には「指紋認証」も搭載されているため、起動の手間も大きく省けます。スマホの開閉って毎日のことなので、指紋認証があるだけでも便利さがグッと高まりますよね。しかも指紋認証の感度も抜群なのが良いところです。
「値段は安く抑えたいけど、できるだけいいスマホが欲しい!」
そんな贅沢なあなたにHUAWEI P9 liteはぴったりのスマホではないでしょうか?
ZenFone3:その性能は最上級クラス!
zenfone3 | スペック |
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販売価格 | 39,800円 |
カラー | サファイアブラック、パールホワイト |
OS | Android™ 6.0 |
CPU(処理能力) | Snapdragon625(オクタコアCPU) |
内蔵メモリ | ROM 32GB/RAM 3GB |
カメラ画質 | メインカメラ:1,600万画素 インカメラ:800万画素 |
バッテリー | 2,650mAh |
ディスプレイ | 5.2インチ FHD(1920×1080ドット) |
付加機能 | 指紋認証 / ハイレゾ対応 |
最高クラスの高性能スマホを求めている人におすすめなのが「ZenFone3」です。
ZenFone3には、HUAWEI P9 liteと同様の「オクタコアCPU」に加えて、3GBのRAM(メモリ)を搭載しています。メモリというのは「作業机」のようなものですね。CPU(頭脳)がいくら賢くても、机(メモリ)が広くないと十分に作業ができないことがあるのですが、ZenFone3は3GBの大容量メモリを搭載していますので処理落ちなどが起こることが滅多にないでしょう。
最新の3Dグラフィックを多用するゲームでも支障なく動かすことができますので、がっつりストレスフリーでゲームを楽しみたいといった人には最適なのではないでしょうか? もちろん、CPU能力はネット閲覧時の快適さも左右しますから、快適なネットサーフィンを実現できることも間違いないでしょう。
またカメラ性能にも注目!ZenFone3はレーザーAF・コンティニュアスAF、位相差AFを組み合わせ、最速0.03秒で合焦(オートフォーカス)すると言われています。つまりカメラを取り出した瞬間にフォーカスして即写真に収められるので、見たままの風景が撮ることができるというわけです。
さらに、ZenFone3は全面/背面ともガラス製となっており、高級感あるスタイリッシュな仕上がりとなっています。透明感があってかっこいいですよね...!
もちろん指紋認証は搭載されているし、デュアルSIMスロットだって搭載されている。まさに機能面では文句なしの1台となっていると言って間違いないと思います!!
LINEモバイルの格安スマホ端末|機能で選ぶならコレ!
arrowsM03:防水防塵の多機能スマホ!
arrows M03 | スペック |
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販売価格 | 32,800円 |
カラー | ブラック、ホワイト、ピンク |
OS | Android™ 6.0 |
CPU(処理能力) | クアッドコア1.2GHz |
内蔵メモリ | ROM 16GB/RAM 2GB |
カメラ画質 | メインカメラ:1,310万画素 インカメラ:500万画素 |
バッテリー | 2,580mAh |
ディスプレイ | 約5.0インチ HD IPS液晶(720×1280) |
付加機能 | おサイフケータイ 防水防塵 ワンセグ |
防水防塵のスマホを安く手に入れたいなら「arrowsM03」が最もおすすめです。
arrowsM03は富士通による日本製スマホであり、防水防塵/おサイフケータイ/ワンセグといった機能が搭載されているのが最大の魅力です。防水機能があれば、お風呂にスマホを持ってゆったりと入ることもできるし、屋外仕事・バイクなどの際によく雨に打たれてしまう人も安心できますよね。また、おサイフケータイもコンビニ支払いなどが楽になり、人によっては欠かせないものの一つではないかと思います。
またarrowsM03はボディも滑らかで美しく、高級感ある仕上がりになっているのが個人的には高評価なポイントです。
ちなみにarrowsM03の処理能力は「クアッドコアCPU」と言って、4つ(クアッド)の頭脳(コア)で情報処理するというタイプのCPUとなっております。正直いって性能が非常に優れているわけではないのですが、そこそこな処理能力ではあると言えますね。LINE/TwitterなどのSNSや、パズドラ/モンストなどの軽いゲームアプリなら快適にプレイができるといったレベルだと思ってもらえると良いでしょう。
そのため、スマホライトユーザーで防水防塵が欲しい人にこそおすすめしたい一台であると言えます!
AQUOS mini SH-M03:防水防塵の高性能スマホ!
AQUOS mini SH-M03 | スペック |
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販売価格 | 49,800円 |
カラー | ホワイト |
OS | Android™ 6.0 |
CPU(処理能力) | ヘキサコア 1.8GHz(デュアル)+1.4GHz(クアッド) |
内蔵メモリ | ROM 16GB/RAM 3GB |
カメラ画質 | メインカメラ:約1,310万画素 インカメラ:約500万画素 |
バッテリー | 2,810mAh |
ディスプレイ | 約4.7インチ FHD (1920x1080ドット) |
付加機能 | おサイフケータイ 防水防塵 ワンセグ |
「少し高めでもいいから、防水防塵の高性能スマホが欲しい!」という人には"AQUOS mini SH-M03"というスマホがおすすめです。
AQUOS mini SH-M03は防水防塵規格/おサイフケータイ/ワンセグに対応しているのに加えて、とても優れた処理能力を持ったスマホであるのが特徴です。ヘキサコアCPU(6つの頭脳)で情報処理できるのでスマホはサクサク動きますし、RAM(メモリ)が3GB積まれているので処理落ちになることも少ないと言えるでしょう!
またディスプレイはFHD(1920×1080)となっているので、画面が相当綺麗です。これは「HUAWEI P9 lite」や「ZenFone3」といった高性能スマホと同じ規格のものですね。
さらに、AQUOS mini SH-M03はサイズが4.7インチとなっていて、手のひらサイズで片手でも操作しやすい&画面が小さすぎない仕上がりになっています。サイズ的にはiPhone7,6s,6と同じくらいのものだと考えたもらえると分かりやすいかと。
もしコンパクトでパワフルな防水スマホが欲しいなら、迷わず「AQUOS mini SH-M03」を選ぶべきではないでしょうか?
arrowsM02:液晶故障が多くおすすめできない...
arrows M02 | スペック |
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販売価格 | 27,800円 |
カラー | ブラック、ホワイト |
OS | Android™ 5.1 |
CPU(処理能力) | クアッドコア 1.2GHz |
内蔵メモリ | ROM 16GB/RAM 2GB |
カメラ画質 | メインカメラ:810万画素 インカメラ:240万画素 |
バッテリー | 2,330mAh |
ディスプレイ | 約5.0インチ HD有機EL(720×1280) |
付加機能 | 防水防塵 おサイフケータイ |
LINEモバイルではarrowsM02というスマホ(arrowsM03の旧モデル)も販売されているのですが、こちらは「有機ELパネル」の故障が多発しており、あまりおすすめができません。
スマホを落としてもいないのに、内部の液晶パネルが割れて画面が真っ暗になったという報告が続発しており、買って後悔する可能性が高いスマホです。これを買うなら、新型のarrowsM03を購入されることをおすすめします。
LINEモバイルの格安スマホ端末|低コストで選ぶならコレ!
Blade V7lite:安くてそこそこ良いスマホ
Blade V7lite | スペック |
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販売価格 | 22,800円 |
カラー | シルバー、グレー |
OS | Android™ 6.0 |
CPU(処理能力) | クアッドコア 1.0GHz |
内蔵メモリ | ROM 16GB/RAM 2GB |
カメラ画質 | メインカメラ:800万画素 インカメラ:800万画素 |
バッテリー | 2,500mAh |
ディスプレイ | 5.2インチ HD(1280×720ドット) |
付加機能 | 指紋認証 |
「Blade V7lite」は2万円代前半の良コスパスマホです!
5.0インチの手のひらサイズなスマホで、HDディスプレイなので画面も綺麗!さらに800万画素のインカメを搭載しているので、自撮りなどする際にも満足な仕上がりが期待できますよ!
CPUはクアッドコア1.0GHzであり、ネット・SNS・軽いゲーム程度なら十分に実用に耐えます。スマホライトユーザーにはこれで十分の処理能力であると言えますね。
また、指紋認証機能まで搭載されていますので、快適にスマホを使っていただけるはずです。これからスマホを持とうと検討している方/格安でスマホを持ちたいと思っている方は十分検討の余地ありですよ!
ZenFoneGO:1万円代のコスパ最強スマホ!
ZenFoneGo | スペック |
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販売価格 | 19,800円 |
カラー | ホワイト、ブラック、ブルー、レッド |
OS | Android™ 6.0 |
CPU(処理能力) | クアッドコア1.4GHz |
内蔵メモリ | ROM 16GB/RAM 2GB |
カメラ画質 | メインカメラ:800万画素 インカメラ:500万画素 |
バッテリー | 2,580mAh |
ディスプレイ | 5.5インチ HD(720×1280) |
付加機能 | 特になし |
「ZenFoneGO」は1万円代という圧倒的な安さを誇るスマホなのですが、そのスペックは1万円代とは思えないものを持っています。
5.5インチのゆったり大きめで美しいディスプレイ。これはHD(1280×720)の規格が採用されており、1万円代とは思えないほど美しいものに仕上がっていると感じます。
またCPUはクアッドコア1.4GHzを採用しているため、SNS(LINE,Twitterなど)や軽いゲームなら十分快適にプレイできるものとなっています。僕は処理能力を実測してみたのですが、正直言って3万円代の「arrowsM03」よりもアプリの処理が早い傾向にありますね。それくらいCPUも高性能です。
さらにZenFoneGOにはバッテリーが3000mAh積まれていますので、がっつり使ったとしても1日は余裕で電池が持ちます!
このように、とても1万円代とは思えない高スペックスマホが「ZenFoneGO」です。これからスマホを初めて持つ方や、安くて良いスマホを持ちたい方にはとてもおすすめできる端末であるといえるでしょう。
BladeE03:1万円代の最安スマホ
Blade E01 | スペック |
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販売価格 | 13,800円 |
カラー | ホワイト、ブラック |
OS | Android™ 5.1 |
CPU(処理能力) | クアッドコア 1.0GHz |
内蔵メモリ | ROM 8GB/RAM 1GB |
カメラ画質 | メインカメラ:800万画素 インカメラ:500万画素 |
バッテリー | 2,200mAh |
ディスプレイ | 5.0インチ HD(720×1280) |
付加機能 | 特になし |
「スマホなんて、メール(LINE)と電話さえできればいい!」...そんなあなたにおすすめなのが「BladeE03」という格安スマホです。
「BladeE03」は1万3800円という超低価格のスマホであり、必要最低限度の機能が備え付けられているものです。LINEで家族・友人と連絡したり、電話をかけたりするくらいしかスマホを使わないのであれば、このBladeE03で十分でしょう。
もちろん、ネットを開いたりすることも普通にできますし、背面には800万画素のカメラも付いているんで写真もバッチリ撮れます。
ただ、たくさん写真・動画を撮る人はBladeE03はおすすめできないかもしれませんね。なぜかといえば本体容量(ROM)が8GBしかないので、写真や動画をたくさん撮ってしまうと容量がすぐ足りなくなってしまうからです。なので、写真をたくさん撮りたい人は、「Blade V7lite」や「ZenFoneGO」などの本体容量(ROM)が大きいものを購入するようにしましょうね!
LINEモバイルの乗り換え・MNP手順は?
- MNP予約番号を入手する※
- LINEモバイルに申し込む
- LINEモバイルの初期設定をする
※は電話番号そのまま乗り換えを利用する人のみ必要
LINEモバイルへはこの3Stepをこなすだけで、今の電話番号そのまま乗り換え(MNP)をすることができます。晴れて格安スマホデビューを果たせるというわけですね!
ではこの具体的な内容を一緒に確認していきましょうか!
【1】MNP予約番号を入手する
LINEモバイルに乗り換えるにはまず、MNP予約番号というものを入手しておきましょう。
そもそもMNPというのは「今の電話番号そのまま乗り換える」という意味です。大手キャリアの電話番号をそのままLINEモバイルで使いたい人は、このMNP予約番号というものを入手しないといけないというわけですね!
以下の電話番号へ「MNP予約番号を教えて欲しいんです」と電話してみてください。そうすると「MNP予約番号」と「MNP予約番号の有効期限」というものを教えてもらえるはずです。
- docomoの受付窓口:0120-800-000
- auの受付窓口:0077‐75470
- SoftBankの受付窓口:0800-100-5533
※受付時間は9:00〜20:00までとなっているため注意しましょう。
【2】LINEモバイルに申し込む
LINEモバイルへの申し込みは公式ホームページから行えます↓
なお、LINEモバイル申し込みの際には運転免許証/保険証などの身分証明書を提示する必要がありますので、こちらを用意の上、申し込みをするようにしてくださいね!
【3】LINEモバイルの初期設定(APN設定/MNP転入)
LINEモバイル申し込み後、2〜3日ほどで手元にスマホ本体&SIMカードが到着するはずです。
あとはこのSIMカードを格安スマホに差し込んで、簡単な初期設定(SIM挿入/MNP転入切替)をすませるだけで使い始めることができます。詳しい方法につきましては以下の記事に記載していますので、こちらを参考にしながら最後の手続きをすすめてみてくださいませ!
まとめ|僕のおすすめ格安スマホ
LINEモバイルの格安スマホについて長々とお話しさせていただきました。
ここまで様々な格安スマホを紹介しましたが、やはり自分の使用用途に合わせて購入するのが一番良いと思います。本気でスマホ性能にこだわるなら「ZenFone3」、防水機能にこだわるなら「arrowsM03」、とにかく安くしたいなら「BladeE03」といった具合に。
ちなみに僕が個人的におすすめなのは以下の4種です。もし迷っているならこの中から選んで購入されることを僕はおすすめします。
- HUAWEI P9 lite:2万円台なのに超高性能
- ZenFone3:最高性能が欲しいならコレ!
- arrowsM03:防水防塵で安くておしゃれ!
- ZenFoneGo:1万円台のコスパ最強スマホ