WX03は2016年12月に発売されたばかりのWiMAXルーターです。440Mbpsの最速通信に対応しているということを謳い文句に、今注目を集めている新機種ですね。
でも、WX03とW03とどっちのほうがスペック的に優れているのでしょうか?
当記事では、W03とWX03のスペックを比較して、どっちを選ぶべきなのかということに関してズバリ結論を述べたいと思います!
この記事の目次
W03とWX03のスペック比較
まず結論から申し上げると、このスペックを比較する限りでは「W03」の方が圧倒的に優秀です。
速度面ではWX03が優秀に見えますがこれは過剰すぎる傾向がありますし、モバイルルーターの命であるバッテリー持ちの観点ではW03のほうがずっと優れているからです。
W03とWX03のバッテリー比較
「WX03」と「W03」の大きな違いはバッテリー持ちです。
モバイルルーターを選ぶ上で最も大事なのがバッテリー。これが優れていなければせっかくのWiFiも、屋外利用ができなくなってしまいますからね。
その点「W03」は、WiMAX2+を最大9時間半も利用できるほどのバッテリーが搭載されているとされており、現存するどの機種よりも電池持ちがいいので安心できます。対して「WX03」は、WiMAX2+を7時間20分程度しか利用できないといった点で頼りないですね。
この2時間差というのはかなり大きな差であると言えますし、どう考えてもバッテリー面ではW03を選ぶべきです。ただ、あまり持ち運びをせずに屋内使用がメインになる人は、WX03も候補として入るかもしれませんね。
W03とWX03の通信速度比較
通信速度に関してはWX03の方が優れています。
W03は下り最大220Mbps、WX03は下り最大440Mbpsとなっており、一見するとWX03のほうが速度面で有利な感じがしますよね。
しかし意外と知られていないのですが、パソコン(タブレット)というのは、5〜10Mbpsも出れば十分に速い通信ができるのです。この最低限の速度さえ出ていれば、たとえ30Mbpsだろうが50Mbpsだろうが、体感速度的には全くといっていいほど差はありません。したがって、WX03の最大440Mbpsは過剰と言えるのです。
W03では20Mbps程度のかなり速い速度が安定して出ていますので、それ以上の速度規格をもつWX03を持つメリットというのがほぼ感じられません。そのため、速度面で特にWX03を選ぶべきだという理由にはならないんじゃないかと思います。
補足:WX03の440Mbps対応エリアは?
東京・大阪・名古屋などの大都市は440Mbpsに対応
多くの大都市圏(東京・大阪・名古屋・横浜など)は、440Mbps超高速回線の対応エリアとなっています。
今は人口の多い地域から優先的に440Mbps対応していっている状態であり、こういった地域に住んでいる人はその恩恵を得られますね。
440Mbps非対応地域もまだまだ多数存在
しかしまだまだ非対応地域も多いのが現状です。
440Mbpsの対応エリアはこちらから確認することができますので、ご自身の住んでいる地域が対応しているかどうかは調べておいたほうがいいかもしれませんね。
WX03はクレードルが違う!これだけはおすすめ!
WX03の唯一のおすすめポイントは「クレードル」の違いですね。
WX03はクレードルに装着すると、あらゆる⽅向からの電波を漏れなくキャッチする「3直交偏波アンテナ」へと変化します。つまり、従来よりも電波が入りやすく安定するというわけですね。
WiMAXは自宅使用がメインという方は、この専用クレードルを取り付けることで、非常に快適な通信環境を手に入れることができる可能性があります。
結論:個人的にはW03の方が断然おすすめ
結論ですが、個人的にはW03のほうが断然おすすめだと言えるでしょう。
なんといってもW03のほうがバッテリー持ちが断然良いですし、通信速度的にも十分だからです。自宅・屋外ともに快適に使えるのはW03ですね。
対してWX03はバッテリーが弱いので屋外使用に不安が残ります。ただ、専用クレードルで電波を掴みやすくなるのは優秀な点なので、自宅での通信環境の安定性を重視するならWX03も十分に検討の余地があると言えるでしょう。
WiMAXプロバイダ比較|ここでW03を使え!
WiMAXのプロバイダ(WiMAXを扱う通信会社)にはたくさんの種類があるのですが、選ぶべきなのは「GMOとくとくBB」と「BIGLOBE WiMAX 2+」
のどちらかです。
WiMAXはプロバイダによって速度・品質の差は全くないので、料金/キャッシュバック/サポートだけの勝負になります。その上で、上記の2社が圧倒的におすすめと言えるのですね。この2社について、より詳しく説明をしていきましょう。
GMOとくとくBB|価格だけを最重視するならおすすめ!
GMOとくとくBBはキャッシュバック額が最大33,000円と、圧倒的に他プロバイダよりもお得になっています。
そのため、価格だけで選ぶなら間違いなくGMOとくとくBBがおすすめですね!
...なのですが、「キャッシュバックが受け取りにくい」というのがデメリットなのです。とくとくBBのキャッシュバックは、利用開始から11カ月後に届くメールのリンクから30日以内に口座登録を行って申し込む必要があり、それをしないとキャッシュバック最大33,000円は受け取れません!
そのためメールチェックを怠ってしまうと、キャッシュバックが全額受け取れず大損する可能性があります。しかもメールは普段つかうメールではなく、契約時に配布されるメール宛に連絡が来るため気づきにくくなっています。だからマメにチェックできる人でないとキャッシュバックを受け取れない可能性大です。
さらに言えば、とくとくBBは申し込み時にオプション加入を強制されます。安心サポート(月300円)と公衆無料LAN(月362円)のオプションで、申し込みから2カ月は無料となっています。オプションは申し込み後に解除できますが、解除を怠ってしまうと、実に15888円/2年もの料金が発生しますので大損してしまいます。必要なければ必ず解除が必要ですね。
それ承知の上で、とにかく安さを追求するならGMOとくとくBBに申し込むことをおすすめします!
ちなみに普通に公式サイトから申し込むとキャッシュバックが減額されますので、以下のキャッシュバック対象ページから申し込みをしてくださいね!そうすれば、最大33,000円のキャッシュバックを受けとることができますよ!
BIGLOBE WiMAX 2+|キャッシュバックが受け取りやすい!
対してBIGLOBEは、キャッシュバック額は20,000円と比較的少なめかもしれませんが、確実にキャッシュバックを貰える点が評価できます。
BIGLOBEのキャッシュバック受け取り方法は簡単で、「利用開始後1カ月以内にアンケートに答えると12カ月後に振替払出書が届き、それを郵便局で換金する」という手順です。アンケートにさえ事前に答えていれば確実にキャッシュバックを受け取れますので、損するリスクが少ないですね。
また、BIGLOBEは申し込み時にオプション加入を強いられることはありませんし、サポートも年中無休で通じやすいのが特徴です。
こういった信頼性を重視したいなら「BIGLOBE WiMAX 2+」に申し込んでおくと間違いないですね!僕が初めてWiMAXを頼むなら間違いなくBIGLOBEを選びますし、実際に僕もこれを選んでいます。
なお、普通に公式サイトから申し込むとキャッシュバックが減額されますので、以下のキャッシュバック対象ページから申し込みをしてください!そうすれば、20,000円のキャッシュバックをキッチリ受けることができますよ!